弁護士法人賢人の相続問題解決ゼミ

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  • (遺産分割)遺産分割後に父の愛人が権利を主張してきた。協議をやり直さなければならないのか?

遺産分割後に父の愛人が権利を主張してきた。協議をやり直さなければならないのか?

 

【ご質問】

亡くなった父親の遺産を、協議の上、兄弟3人で分割をしました。兄弟間で円満に分割をしたはずでしたが、遺産を分けた後に、突然、父親の愛人を名乗る人物が現れ、遺産分けの権利を主張してきました。

このような場合、もう一度遺産分割協議をやり直さなければならないのでしょうか?


【回答】

相続人は兄弟3人と考えて、兄弟3人で遺産分割をしたところ、実際には愛人のお子さんがいらっしゃることが後から分かったというケースの場合、実際には、相続人が4名いらっしゃったということになりますので、兄弟3人で行った遺産分割協議は、当事者を一人欠いておりますので、協議そのものが効力を生じないということになってしまいます。

 

したがって、愛人のお子さんを欠いて、遺産分割協議をされた場合は、協議をもう一度やらなければいけない、ということになります。

 

遺産分割協議をやり直す場合、相続分が気になるところですが、愛人のお子さんは非嫡出子ということになります。これについては従前は嫡出子の方の2分の1というのが相続分だった訳ですが、最近最高裁判例がございまして、被嫡出子の相続分を嫡出子の2分の1とする法律の規定は「違憲である」とされましたので、今では、非嫡出子の場合も嫡出子と同様に相続分を有するという前提で、新たな遺産分割協議をすることになります。

 

以上申し上げたところが回答なのですが、実際におきる事件では特殊な事例もございまして、例えば、遺言認知という形で、遺言の中に認知が書かれており認知された相続人を除く相続人同士で遺産分割協議が成立した後に、遺言が発見されて認知された子の存在を知ったようなケースもあります。この場合はどうなるのか、という話がございます。

 

この場合には、再度、遺産分割を愛人のお子さんの方から言っていくことはできません。したがって、遺産分割協議は有効なわけです。ただ、価額の支払いを請求する権利はある、ということになります。

ですから、遺産分割協議を全ての場合にやり直さなくてはいけない訳ではないことにご注意ください。


 

 

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