弁護士法人賢人の相続問題解決ゼミ

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遺産分割協議がいっこうにまとまらない場合、どのようにして遺産を分割するか?

 

【ご質問】

父が亡くなり、遺産分割の話し合いをしています。相続人は母と私と弟の3人です。 父の遺産は、現金や預金の他に、賃貸アパートなど不動産が5件ほどあります。誰が何を相続するのか3人で何度も話し合いを重ねてきましたが、なかなか折り合いが付かず、いっこうにまとまりません。

このような場合、どのようにして遺産の分割をすればよいのでしょうか?

 

【回答】

このケースの場合には遺言がないようでして、相続人はお母様と私と弟の3人ということになります。

この三人の中でいわゆる遺産分割協議というものを行ったけれどもうまくいかないということになります。

こういう場合にどうするかというと家庭裁判所で、遺産分割の調停を申し立ていただき、調停手続きの中でお話し合いを進めることをお奨めいたします。

 

調停手続きというと裁判所を介した手続きになるので、「裁判を起こすのか」ということになりますが、調停は通常の民事事件の裁判と違い、家庭裁判所の調停委員を通して、双方の相続人が「お話し合い」をしていく手続きになります。したがって、裁判のような大ごとを起こすというような雰囲気ではございませんので、その点はご心配なかろうかと思います。

 

また、今現在もすでに話し合いが進んでいないのに、調停の手続きを起こしたくらいで、話し合いの手続きが進むのだろうかと心配される方もいらっしゃるかと思いますが、調停の手続きというのは家庭裁判所や書記官から連絡がいって、(当事者間では)お話し合いが進まない場合でも、一応裁判所には来るという当事者の方は結構多いので、実際には、順繰りに調停員の前で言い分を言っていく中で、話し合いが進むということは結構あります。任意のお話し合いが上手く行かない場合には、家庭裁判所に調停の申し立てをするというのが、一番有効な解決方法です。

 

遺産分割の調停の申し立てをするのはご本人でももちろんできますが、調停の申し立ての書類や証拠書類の準備などは、そういった準備に慣れておられない方だと大変な思いをすると思います。ので、そういったご心配がある場合、弁護士に代理人活動をご依頼になった方がいいと思います。

 

 

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