弁護士法人賢人の相続問題解決ゼミ

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両親の遺産を巡る兄弟間での相続について、弁護士をつけるメリットはあるか?

 

【ご質問】

Q.父が亡くなり、遺産分けもままならないうちに、母も亡くなってしまいました。

相続人は兄と私なのですが、兄は全財産を相続したいと主張しており、弁護士にも相談しているようです。

 

兄が弁護士をつけた場合、私も弁護士をつけるべきかと思いますが、遺産をもらっていない今の段階では、弁護士費用を支払えるかどうか、という不安もあります。 やはり、弁護士をつけたほうが良いのでしょうか?

 

【回答】

まず、弁護士を付けたほうがいいのかどうなのかということについてご説明していき、次に弁護士費用のお話のほうに触れていきたいと思うのですが、まず遺産分割協議は、当然のことながら、相続人同士のお話し合いでしていっていただいて構わないですし、必ず弁護士を付ける必要があるわけでもありません。

 

しかしながら、遺産分割ということに関しましては、法定相続分が幾分あるのか。それから特別受益や寄与分が認められるのか、認められないのかということに関しましては、法律的に非常に難しい問題がかなり含まれております。したがって、弁護士に相談をしながら、あるいは弁護士に代理してもらいながらお話し合いを進めたほうが有利に話し合いを進めることができると思います。その意味では弁護士を選任して代理人として行動してもらった方がいいと思います。

 

次に弁護士費用の問題ですが、弁護士費用に関しましては着手金、成功報酬というような形で見積書を作ることが多くございます。着手金というのは、事件をまさに着手するためにかかる費用でございまして、事件が成功しても、不成功でも、かかってしまう分です。成功報酬は、まさに事件が成功した段階でお支払いいただくもので、これに関しては実際に遺産分割が終わって、お金なり土地なりがお手元に来た段階で、初めて支払えばいい分です。

 

弁護士費用をどういうふうに提示するかは、弁護士ごとにそれぞれ報酬基準があるので、ご相談になられている弁護士に見積書や報酬基準を見せてもらった方がよろしいかと思います。私の場合であれば、事案にもよりますが、着手金の段階で何百万も請求するというケースはあまりなく、着手金は最低限の金額を頂いて、そのあとは成功報酬のほうで多めにお支払いいただくということもあります。

 

こういった配慮を実際にはしていますから、弁護士費用を払えるかどうかというご不安については、相当程度、解消していると思っています。弁護士報酬は、依頼者との協議により決まるものです。金額等の条件はお気軽に弁護士に相談された方がいいと思います。


 

 

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